第3回<修理に必要な道具たち> 担当 神山 夕佳
1. 消しゴム | 資料のクリーニングに使います。 通常のプラスチック消しゴムやねり消しなども用途に合わせて使います。色や匂いのないものを選びましょう。 |
2. ブラシ | |
こちらもクリーニングに使います。 資料についたほこりをとるのに使います。 |
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3. カッティングマット | |
カッターで紙などを切るときに使います。 | |
4. 定 規 | |
カッターで切るときは金属製のものが使いやすいでしょう。 |
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7. いちょうごて | |
溝をつけるために熱して使います。 アイロンでも代用できます。 |
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8. ピンセット、スパチュラ | |
紙などをはがすときにつかいます。 | |
9. へら | |
紙を折るときや、紙をしっかり糊づけするときなど、アイデア次第でいろいろと役に立つ道具です。 竹製のものや裁縫用のプラスチック製のもの、骨製のものなど特性を生かして使い分けましょう。 |
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10. プレス機 | |
本の水分を取ったり、しっかりとのりづけするために使います。 |
11. その他の便利な道具たち | 下敷き、紙やすり、透明フィルムなど |
<参考文献>
- 小原由美子著『図書館員のための図書補修マニュアル』(教育史料出版会)
- 田中淑恵著『自分で作る小さな本』(文化出版局)
- 栃折久美子著『手製本をたのしむ』(大月書店)
- ブリュノ・ブラセル著『本の歴史』(創元社)
- エリク・ド・グロリエ著『書物の歴史』(白水社)
- 高宮利行、原田範行著『図説本と人の歴史事典』(柏書房)